詰め物や入れ歯の初期不良は言って下さい

歯科医院で入れ歯や詰め物、かぶせ物をした後、実際に食事をしてみるとどうも違和感や不具合があるということは多々あります。入れ歯は大きい分その頻度も大変高いです。

歯科医師は極力セットする日で全て終わるように細心の注意を払って治療、調整するものなのですが、たまにそういうことが起こってしまいます。そうした場合は治療を行った歯科医院に行って治療し直したり調整してもらうようにしてください。

患者さんの中には違和感や食事のし辛さを感じながらも治療はこれで終わったのだからと我慢してそのまま使い続け、いよいよ痛みが出るなど本格的な不都合が出てきてから来院される方がいます。治療が終わったと思って気持ち的に区切りがついたところで再び治療のために足を運ぶことは大変面倒な事だと思いますが、事態が大げさにならないよう早期に再び受診されることをおすすめします。

そして信頼関係が崩れたなど、余程嫌というわけでなければ治療を受けた歯科医院に行ってください。

理由としてはまず治療をした歯科医院であればレントゲンやカルテの記録があり、一連の経緯も把握しているので、迅速かつ的確な処置がしやすいということが挙げられます。また同じ歯科医院で治療し直したり、調整したりすれば費用がかからないか、安価で済む場合が多いからです。別の歯科医院で治療するとまた初診料からかかりますのでどうしても治療費用がかさんでしまいます。自費治療の場合でも同じです。

いずれにしても治療後の初期不良はたまにですが起こってしまうものなので、少しでも違和感がある場合は気軽に歯科医師にご相談ください。